茶道から「和の心や立ち振る舞い」「おもてなしの精神」を学ぶことをきっかけに、それぞれが「最高品質の接客とは何か」を考え、気づきを得る研修を実施しました。
研修風景
座学(基本を学ぶ)
薄茶席体験(主客一体の心とイメージを掴む)
実践レッスン(亭主・客の作法にチャレンジ)
茶室
庭
参加者のコメント
最初にお茶についてご説明いただき、その中で、招く側も招かれる側もお互いに思いやりが大切だと教えていただいたことが印象に残りました。 準備するときも相手のことを想って掛け軸やお花などの準備をして、客側としても茶室に入るところから相手のことを考えてなど行動することが大切だと教えていただきました。実際にお茶を点てるときも、一つ一つのことに意味があり、所作に関しても、考えながらやると難しく考えてしまいますが、身体の自然な動きのままやればいい、無駄なことはしないということを教えていただきなるほどなと感じました。今後の仕事の中でも思いやりを忘れずに無駄をなくしていくようにしていきます。 本日は研修の機会をくださり、ありがとうございました。 |
自分は普段から無駄な動きが多く身体的にも精神的にも無理がでていましたが、実践レッスンの際に土井さんが何度もおっしゃっていた『自然な動き』を意識することは、自分にとってこれからの仕事と生活に必要なことだと思いました。 所作のひとつひとつに意味を持たせ、無駄を省く一連の流れはとても美しく、また亭主はもてなす人のことを想いテーマを決めて掛軸や花入を選びもてなし、客はその気持ちを慮る主客一体という言葉はとても素敵だと感じました。押し付けではなく相手の立場にたった本当の思いやりを、普段の生活で忘れてしまっていることに気づかせてもらいました。日本人で良かったと心から思わせてくれるような体験でした。ありがとうございました。 |
相手のことを考えておもてなしをする。改めて、おもてなしの大事さを考える良い機会となりました。 まず、お出迎えが良かったです。印象がかなりUPです。また、インテリアや庭園雰囲気も最高でした。茶室は入ってから正面の掛け軸や花器小物と目に入るもの全て素敵でした。床の間から、微かに香る梅のお香が上品で、さり気ない香りが最高でした。季節ごとで、熱い.冷たいモノを置く位置を変えたりしているそうです。おもてなしとは?をもう一度見直して、スタジオ運営や打ち合わせに生かしていきたいと思います。最後に、土井先生の茶器などたくさん見せて頂きました。本当にお話も楽しかったです。 |
茶道研修ありがとうございました。日本の芸能は、場を「みんなでつくる」ということで、招かれたお客様、招待した側も相手をよくみて思いやり、空気をつくっていくというところに感銘をうけました。 お客様との打ち合わせや、家づくり、場を大切につくっていけたら、心地よく良いものができると思いました。言葉に出さなくても感じられる相手を思いやる心なんだか忘れていた気がします。また、お客様をお迎えするためにコーディネートする道具の話をきいて、その芸術性の高さに身を摘まれる思いでした。背景などをしっかり理解した上でのしつらえは、より深みを感じられました。仕事に追われるだけではなく、様々な角度からインプットすることの大切さも学びました。ありがとうございました。 |
おもてなし、というものが如何なるものかを体感出来ました。 【見る】ことがこんなにも出来ていないことも痛感しました。掛軸やお花…所作の中で見るように言われているのに、何も見れていないことに自分でもびっくりしました…。受け取り手が全てを理解していなくても、心を尽くした空間づくりには感じるものがきっとあるのだろうと思い、スタジオの来店対応にも活かせると感じました。 貴重な体験をさせていただきありがとうございました! |